アイフルが600万株、20億円を上限とする自社株買いを発表しました。
取得期間は5月28日から7月31日まで。
自社株買いを昨日発表して間髪入れずに今日から取得期間に入ったとは!
そういう行動の速さが良いのです。
自社株買いは以前から長期ホルダーさん方は予想をしていました。いつかやると。
1円配当は個人投資家が保有する浮動株を出来るだけ多く集めるために株価を低くおさえていたとしか思えません。
浮動株が減って福田一族の保有割合が増えたら増配、増配となるでしょう。
さて、ここで流通株式比率がよくわからないのです。
流通株式比率とは、市場で流通する株式の比率のことです。例えば、特定の大株主や役員、銀行・保険会社などが保有する株式は、「固定株」と表現され、このような一般的に売買されにくい株式を除いた株式を流通株式と言います。
ヤフー ウェブの流通株式比率とは から引用
それで、アイフルの株主構成は外国28.6%、投信4.5%、浮動株3.1%、特定株61.6%となっています。 上記の流通株式比率で言えば浮動株を除く外国・投信・特定の株が固定株となるのでしょうか?外国は固定株ではないとみるのでしょうか?
上場維持基準の項目の1つに流通株式比率があるのですが、東証プライム市場ではその比率が35%以上となっています。
そのことが気になっていますが、今でも35%を下回っていると思うのです。
東洋経済では、以下の株式数を除外したものを流通株式としています。
*保有比率10%以上の大株主が保有する株式(ただし、信託口や年金信託に組み入れられている株式の場合は除く)
*役員所有の株式
*自己株式
*国内の金融機関・事業会社等が保有する株式(ただし、5年以内の大量保有報告書での保有目的が「純投資」の法人は除く)
東洋経済が上場廃止の決定をするわけでもないと思うので、流通株式の条件を定めているのもなんか変な気がするのです。
とりあえず、アイフルが騰がってきて嬉しいです。
トレード記録をつけられるくらい気持ちの余裕がでてくれば良いのですが。