私は推理、ミステリーが大好きです。
名探偵コナンも毎年欠かさず映画館に
金田一少年の事件簿のコミックも全巻揃えました。
ポアロ、コロンボ、シャーロックホームズ、マープルはAXNミステリーで何度も観ています。もちろん有名どころの探偵シリーズ以外の作品も大好きです。
さて、そんな私の好みを知っている友人が申し込んでくれたイベントが
『没入型ドラマティック・レストラン～豪華列車はミステリーを乗せて～』
「時岐乃山トンネル」の開通を記念したお披露目走行会に招待された列車内での事件
ネタばれ絶対に禁止なので推理に関わることは何も書けないのですが、
列車に乗り込むと豪華な装飾と雰囲気。搭乗口でウェルカムドリンクを受け取り席に着くと、テーブルには美味しそうなスイーツと軽食が盛りだくさん、ティーポットとよく冷えたお水のピッチャーがセットされています。
パーティーの主催者と招待客、車掌、そして定員57名でドラマが始まります。57人の搭乗者は席に着いたら移動はできません。キャストからの指示があった時だけ移動ができます。（「この話を〇さんに伝えて」とか「これを○さんに届けて」などの指示）」
そして長い列車の中で同時にそれぞれのキャストが話を進めますが、その話はその近くの席の乗客にしか聞こえませんし、怪しい行動を観察できるのも同じです。もちろん重要な話は乗組員全員が聞くことができます。
推理劇をすぐ目の前で観る、臨場感抜群・・・でも推理劇の鑑賞ではないんです。
57人の搭乗客はキャストに話しかけられたり、質問されたり、事件解決の鍵を与えられるのです。自分が与えられた情報から推理して事件を解決に導かなければいけないんです。そして、私たちは中でも特に重要な事件を解決に導けるであろう鍵を与えられてしまったのです。
キャストとの会話、行動からわかってしまったのです。
でも友人は他にも容疑者になりうる人がいると言うのです。
もうその人の犯行が不可能だと証明できないから、容疑者と思われる人を犯人にしたくない、むしろ犯人だったとしても見逃したいと思うくらいキャストに好感をもってしまっていました。一番多く話した方だったからしかたないね。
もう一人の友人は事件の関係者から声をかけられますが、その声掛けの隠された本当の意味を考えもせず上手い質問を返すこともできず、さらっとやり過ごし目の前のスイーツに夢中でした。
話はそれますが、先日最終回をむかえた『最高の教師、私は生徒に■された」は最高傑作でしたね。この話は毎回予想をはるかに超えていました。
この最高の教師、時間が戻るんです。
そう、このミステリートレインも時間が引き戻されるんです。
巻き戻され繰り返される事件の中で手がかりを探していくのです。
９０分のパーティーが終わるころ、事件を解決に導ける乗客がいなかった場合の結末を観ることになりました。それはそれで悲しい結末ではありましたが物足りなさは全くありませんでした。
帰りの電車の中で、私たちはどんな質問をすればよかったのか、どんな伝え方をすれば良かったのか、チャンスを逃していなかったかなどを話、後悔しました。
でも他の乗客も同じく事件解決の鍵を各々与えられていたはずなのだから全体責任であり再びチャレンジして他のキャストからの情報から事件解決に挑むこともできます。
何度でも違う角度から推理できるためリピータも多いようです。
SNSではテーブルの上のスイーツのタルトがイチゴからシャインマスカットになっていたとかリピートしているのがわかる投稿もあります。
早速私たちもリベンジするか検討中です。
でももし同じ席になったら同じキャストさんと同じ会話をすることになって、お互いに「初めまして」と挨拶するのも恥ずかしいよねと悩んでいます。
たぶん参加者は登録されていると思いますのでリピーターが同じ席につくことはないと思います。
推理に自信ありの方はお一人でも参加できますので是非ご参加してください。
西武ゆうえんちの土日限定イベントで一日２回公演です。
10月は１（日）、７（土）、８（日）、９（月・祝）、14（土）、15（日）、21（土）、22（日）、28（土）、29（日）
チケット5,400円＋遊園地入場料
西武ゆうえんちには他にもおススメが盛りだくさんです。
ぜひ足をお運びください。
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